お祓いとは、厄年のお祓い

お祓いとは、不浄を心身から取り除くための神事であり、呪術のこととされていて、神道上の天津罪、国津罪などから取り払われるものとして言われています。具体的には、神前での祈り、祓詞を奏し、財産などの祓物とするなどをおこなうことで、お祓いとしたようです。お祓いというと除霊などのマイナスのイメージもありますが災いや厄に対する除けの祈祷意外に神札を‘お祓い’として神社から頒布されることもお祓いとされています。かの有名な伊勢神宮では、全国を回って伊勢神宮の神札を配っていることがあり、その当時に神札を入れる箱のことを‘お祓い箱’と呼んでいたとされます。今‘不要なもの’や‘不要な人’の意味で使われている‘お祓い箱’という意味は、不要になった神札入れから来ているのですね。お祓いには、除霊などの霊的なものもありますが、厄年のお祓いというものもあるのです。厄年とは、厄災が降りかかるとされる年齢のことで、本厄、大厄、前厄、後厄などがあります。厄年のように縁起の悪い事態が多発しやすいとされる年に厄払いをして神仏の加護を受ける慣習があるのです。

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新築のお祓い、地鎮祭

お祓いには、家にまつわるお祓いもあります。家の新築を行う際に、必ず‘地鎮祭’というものがあるのですが、‘地鎮祭’とは、新敷くの工事を着工する前にその土地にお祓いを施し、工事の安全とともに建築後の家内安全を祈願するものなのです。地方や神によって異なりますが、地鎮祭においてお祓いをする際には、施主が決められた食べ物、お酒やその他必要な物を決められた量取りそろえます。そして工務店側も準備するものがあります。そして地鎮祭のお祓いの際に施主と施行者が鍬入れを行います。粛々とお祓いの儀式を執り行い、土地の神様に安全を保証してもらうのです。信じる信じないではなく日本の慣習ですね。お祓いとは知らず知らずのうちに行われていることがあるのかもしれません。また車に関するお祓いというものもあります。何か災いが起こる前に、災いが起こった時に大事に至るような場所やモノにはあらかじめお祓いを行っておくと精神的な安心にもなります。

お祓いの儀式

お祓いには、地鎮祭、新宅祭、井戸埋めなどがあります。家や建物の新築の際にも、地鎮祭と言ってお祓いを行いますが、古くなった建物を取り壊す際にも解体のお祓い―解体清祓というものがあります。今まで無事に住み、過ごさせていただいたことへの感謝の気持ちを表すと同時に、建物を祓い清め、家屋の守り神に対して解体工事が無事終了するように祈願するのです。土地や建物には守り神があるということで、新築の際にも解体の際にもお祓いを行うことで感謝の意を表し、安全を祈願するのですね。地鎮祭で土地の守り神に対するお祓いを行ったあとは、新宅祭と言って、建物が完成した際に工事が無事に終わったことへの感謝とともに家庭の安全を祈願します。地鎮祭同様、工務店、施主双方がお祓いに必要なお供え物や道具などを準備します。自動車のお祓いというものもありますが、自動車では、新車でも中古車でもお祓いを行った方がいいという説もあります。事故防止のお祓いですね。ちなみに、俗に使われているほこりやゴミなどを‘はらう’という言葉は、人や物についている因縁などを祓うということからきているようです。霊を祓いたい!という場合は、神社や霊に関するプロに相談してみましょう。

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